悉皆(しっかい)とは?

【悉皆屋は着物のプロデューサー】

悉皆(しっかい)という言葉は恐らくほとんどの人は初めて耳にされる言葉だと思います。広辞苑を引くと、「みな」「ことごとく」と載っています。

町人文化が花開いた江戸時代に入ると、着物に自分の好みを 反映出来るようになりました。呉服屋さんで反物を買う一方、オーダーメード で着物を作るお客様が増えたのです。

「色はピンクで柄は蝶にして下さい。」「この着物の色が飽きたので違う色に染め替えて!」 お客様のリクエストは様々です。

その当時,それは立派なビジネスとして成り立っていました。染の本場、京都に近い大阪で起業されました。  

このような仕事を 悉皆屋(しっかいや)と呼びます。今風にいうと<着物のプロデューサー>です。

悉皆屋(しっかい)とは?

 

 

【ためになる着物の話】

令和元年10月22日に、<即位の礼>が行われました。天皇陛下は古式にのっとり「束帯そくたい」をお召しになりました。

束帯の後ろの長い布を「下襲の裾 したがさねのきょ」と呼びます。身分の高い人ほど長く、儀式の時は引きずって(従者が持って)歩きました。

座る時は折りたたんだり、高欄(宮中の廊下の手すり)に掛けました。

悉皆屋(しっかい)とは?