悉皆(しっかい)塾:「日本の文化、きものを守っていく」

 




悉皆とは

悉皆(しっかい)という言葉は恐らくほとんどの人は初めて耳にされる言葉だと思います。広辞苑を引くと、「みな」「ことごとく」と載っています。

町人文化が花開いた江戸時代に入ると、着物に自分の好みを 反映出来るようになりました。呉服屋さんで反物を買う一方、オーダーメード で着物を作るお客様が増えたのです。

「色はピンクで柄は蝶にして下さい。」「この着物の色が飽きたので違う色に染め替えて!」 お客様のリクエストは様々です。

その当時,それは立派なビジネスとして成り立っていました。染の本場、京都に近い大阪で起業されました。  

このような仕事を 悉皆屋(しっかいや)と呼びます。今風にいうときものプロデューサーです。

ワンポイント近代きもの史

明治時代に入り、どんどん西洋文化が入ってきました。ちなみに、喪服が黒になったのも明治時代からです。  (以前は白が主流でした)

大正時代になると「アールヌーボー」「アールデコ」など最新のデザインが着物にも取り入れられ、このころ名古屋帯が考案されました。

昭和初期(戦前)には、洋装風の着こなし(帯を高目に締める等)がトレンドになり安くて、オシャレな銘仙、 綿が大流行しました。 

戦後は万博開催を機に技術革新が進み、ウールの全盛期となりました。バブル期に入り、きものが大量消費されました。 

その後は、洋服の時代になり、だんだん着物をお召になる方が減っていきました。

 (きもの市場は最盛期の2兆円から現在、約3千億円まで縮小しています。       2014/12/18朝日新聞より)

*参考文献:「昭和のキモノ」小泉和子編・「きもののたのしみ」全日本きもの振興会編

 

定期的にセミナーを開催していますのでホームページでご確認下さい。

(開催実績 5回 ラーク所沢・MUSE)